みかんを両手いっぱいに。

以前の続きになりますが、父方のおじいちゃんと一緒に
旅行をした
のを、母方のおじいちゃんがうらやましがりまして、
国内旅行が決定。熊野古道に行きました。
私が22歳くらいの時の話しです。


森の中を歩いて進むのもおじいちゃんのペースで
ゆっくりと。
若いみんなで行く旅と確実に違う旅は、心に染みるものが
多い気がします。
1人旅のような、考える時間もたくさんあるけど、
2人旅っていう安心感も共有できる喜びもある。
教えられる事、感じ取れる事もいっぱい。

おじいちゃんが朝や夜におばあちゃんに
無事着いた事や楽しかった事を電話で話す様子が
私はとても幸せに感じ、心に残るシーンです。

町を適当に歩いてると、買い物が大好きなおじいちゃんは
どんどん物を買いました。
結構な距離を歩いたその帰りには、
重たい重たい何十にも袋につめこまれたみかんを
両手いっぱいにぶらさげて荷物持ちの私。

でもそのみかんは、家で待つおばあちゃんや娘たちや近所の人への
お土産なんですもの。

旅をして、離れた人に思いを届けられる手紙や
電話、お土産は、最高の思いやりですね。

この年末年始、里帰りされる方も多いと思います。

どうか、良いお年をお迎えくださいね。

2006年も文具と雑貨のpetit-ticket(プチチケット)を応援
してくださって、本当にありがとうございます。

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