パリの美術館と言えばルーブルとオルセーが超メジャーどころですが、私がパリで一番好きな美術館はクリュニュー美術館です。
このクリュニュー美術館、「中世美術館」と言うことで中世の貴重な美術品や工芸品が多数展示してあります。それだけでも中世好きな私にはたまらないのですが、圧巻は6枚連作の一角獣と婦人のタペストリー。このタペストリー、6枚中5枚は人間の五感(「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」)を表しているとの事なのですが、残りの1枚が表現している事象が何かは未だに見解が分かれているそう。
眺めていると確かに色々な解釈が出来そうな気がします。
場所はリュクサンブール宮殿の近くで、さらに周りには大きな書店やすごくステキな文房具店などがあり、「紙もの」好きな私にはもう最高の立地なのです。美術館に近づいて行くにつれてワクワクして来る、そんな所なのです。
いつの日か、美術館でタペストリーを眺め、本屋と文房具屋でどっさり買い物、そしてリュクサンブールでサンドイッチ片手にのんびり、そんな一日を過ごしたいと思います。